療養生活を支える制度
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高額療養費制度
ひと月に医療機関や薬局での支払い額が、一定の金額を超えた場合に、その超えた分が支給される制度です。
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所得税の医療費控除
その年の1月1日から12月31日までの間に医療機関や薬局の窓口で支払った医療費が一定額を超える場合は、確定申告を行うことで所得控除を受けられます。
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疾病手当金
病気で休業しなければならない人とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、事業主から十分な報酬が受けられない場合に加入する健康保険などから支給されます。
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雇用保険の基本手当
雇用保険の基本手当は失業保険という呼び名で知られています。雇用保険による基本手当を申請し、受理されれば一定額が最長1年間支給されます。
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医療用ウィッグ等購入費助成金
がんの治療によってウィッグや胸部の補正具などが必要になった場合、その購入費の一部を助成する制度です。これは国の事業ではなく、自治体によって行っているところとそうではないところがあります。
監修 神戸大学医学部附属病院
腫瘍・血液内科 教授
腫瘍センター センター長
南 博信 先生
この記事は2021年11月現在の情報となります。